2004/12

2004/12/31(Fri): Fuck! Fuck! Fuckin' Kingdom!!

まだ安定しているかどうか分からないけど、前回のアレをまとめておきますね。

今回組んだのはネット機です。メイン機を組んだ時に2台ほど処分して以来ネットはノートからやっておりまして、これはこれで手軽でいいなとは思っていたのですが、そろそろ天罰が下りそうな気がしてきたので EPIA で手軽に完全ファンレスを目指してみた。以下、パーツ詳細。

マザーボード

以前から目をつけていた VIA EPIA ME-6000 を使用。こいつは C3 600MHz オンボードです。1MHz とかになると恐怖の 4cm FAN が付いて来ます。ネットでは、普通にネットサーフィンしたりメッセしたり IRC したりくらいしかしないので、この程度の CPU でも平気という判断。むしろ、サーバに次いで一番起動している時間が長くなるから、静音性重視でファンレスの物を選択している訳です。

メモリ

ME-6000 は、PC2100 のメモリスロットが1本用意されています。1GB のメモリは値段設定がおかすぃので、好事家以外は 512MB にせざるを得ない世の中です。僕が好事家であるか否かについては若干議論の余地がありますが、今回は触れません。

ケース

ケース選びは一番悩みました。店頭に並ぶ Mini-ITX のケースのほとんどがベアボーンである上に、電源ファンレスとなると選択肢は限られてまいります。結局、e-音無にしてしまいました。ヒートレーンででかいヒートシンクがケース側面(底面?)にくっついています。キモイというか、釣りっぽいです。このケースは PCI が使えなかったり、光学ドライブがスリムタイプのみだったり、HDD が 2.5" のみだったりと拡張性に欠けるので、あまり選びたくありませんでした。高いし。まぁ、仕方ない。

HDD

ケースの項に書いたように、2.5"HDD に限られてしまいます。省スペース製品や静音製品は値段設定が全体的に高めで計算が狂いがちです。ともかく、HDD は適当に HGST の HTS548020M9AT00 を購入。HGST は以前 3.5" のも一つ購入したんですけど、ftool でアレしてもそれほど静かでもないような印象を受けました。しかし、2.5" の海門は再参入で後発だし、とりあえず HGSTという事で。

光学ドライブ

OS インストール用に何の変哲もない TEAC 製 CD-ROM ドライブを購入。上に書いたような事情で、スリムドライブです。

キーボードやマウスは家に余っている物を使いました。邪魔だから、年明けに HHK を買おうと思っています。メイン機は(画像を扱う関係で)直接 CRT へ。その他は KVM スイッチを介して液晶へ……繋げる予定だったのですが、諸事情で現在、ネット機のみ直接液晶に繋がれています(後述)。

パーツを揃え組み始めてすぐに気が付いたのは、各種変換アダプタ(2.5"→3.5"HDD やスリムドライブ→IDE)を無駄に買ってしまった事でした。まぁ、足りないよりはマシですし、このくらいは良いとしましょう。ケースは思っていた以上に小さい感じで勃起。反面、スペースがかなり厳しい。説明書通りに HDD を入れたらケツに当たって入らなかったし。これは設計ミスじゃないのかと(前後逆に入れて事なきを得ました)。スリムドライブは、ケツにアダプタを挿す時、ネジを締める必要があります。が、最後まで締めると内部でロック部分とかち合うのか、ドライブの蓋が開いたまま閉まらなかったり、閉まったまま開かなかったりと、これは設計ミスじゃn(ry

さて、何とかごまかしつつ蓋を閉じ、OS インストールは無事終了。各ドライバを入れて……というところで、また問題発生。ディスプレイに SVGA までしか表示出来ない。KVM が DDC 非対応なのが原因のようでした。ドライバをアップデートしたら何も映らなくなったし、もう生きるのが嫌になってきた。手動で設定してみようかとも思ったけれどよく分からないので、大人しく KVM スイッチを買い換える事にします。

その後、HDD を ftool でガタガタやったりしている内にどこかに当たったのか、メモリが死にやがりました。初期不良に違いない。という訳で、こいつは返品して新しいメモリを購入。その後、Windows Update 中に突然 HDD が停まったりとか謎の現象が発生するも、何とか動いています。

肝心の静音性ですが、ファンレスだしノートパソコンと同程度と考えていただいて結構です。騒音源は HDD しかありませんから。ケースは換気を良くする為に穴が空いていて、密封性は期待出来ません。僕としては、スマドラに HDD をぶち込んでやりたかったのだけれど、ケースの制限で叶いませんでした。ケースは値段のわりに材質が安っぽく、瑕もつきやすいというような欠点もあって、必ずしもおすすめは出来ません(あと、ラックの上に載せていると CD 回している時に共振します。これはうちのラックの所為っぽいですけど)。一般的に言って、十分静かな PC だと思います。それでは良いお年を。

2004/12/27(Mon): 忘れられないメモリ

年末なので PC 組み納めです。色々な罠をのらりくらりとやりすごすも、遂にやらかしてしまいました。メモリを壊してしまったが初期不良!SHIT! BITCH! FUCK! 漏れの語彙の貧困さは異常。

無事終わったら顛末を記して、気持ち良く2005年を迎えたいと思っています。というかこんな事してる場合じゃないのですが。

2004/12/20(Mon): ex opere operato

既に報道で知ってはいたハイライトの新パッケージに、今日初めて遭遇しました。というか、今僕のすぐ右手に転がっています。

今まで、JTの煙草パッケージでは、側面に吸いすぎに注意云々の文句が書かれていた訳ですが、今回変更になった11銘柄では表裏に相当のスペースを割いて健康被害に関する注意書きが挿入される事になったのです。実際に測ってみたところ、全体の大きさがおよそ 55*85mm であるのに対し、注意書き(枠で囲ってある)の大きさが 45*30mm。面積にすると全体の約29%となり記事にある30%とほぼ等しいのですが、縦の比率が約35%なので、実際にはかなり大きく感じます。

注意書きを読んでみますと、一方は人により程度は異なりますが、ニコチンにより喫煙への依存が生じます。というもので、もう一方が喫煙は、あなたにとって脳卒中の危険性を高めます。(以下略)というもの(側面の注意書きは無くなった)。この無作法な注意書きのおかげで、パッケージは醜悪極まりない物に変わってしまいました。吸う気が萎えるというよりも、憤りを感じますfuck

2004/12/02(Thu): error relinquens

有田氏の著作で、初学者向けの入門書として比較的評判の書物があるのですが、先日本屋に行った際にひょいと見てみたら、知らぬ内にジャケットが変わっていました。

以前のジャケットは地味だけれど妙なビニールのカバーが被せられていて、僕の偏執的な愛情をそこはかとなくくすぐるデザインだったのに、新ジャケットは白基調のよくあるチープな感じに・・・。加うるに、初版から40年も経っているのに(うちにあるのは2002年の第31刷)、一部の誤植が直っていない。scribo が scibo だったり、habeo が hebeo になってたり、cenabo が cenebo になってたり、関係代名詞 qui の曲用が人称代名詞に似ていると言ってみたり(指示詞だと思うのですが、勘違いしていたらすいません)、といったようなのが、最新の本でも直っていませんでした。

ジャケット変えている暇があったらさっさと修正しろといいたいし、初学者向けと謳っている以上、この手の誤植には最大限の注意を払って欲しいと思うのです。