2006/09

2006/09/17(Sun): Anarchy In The FK

Adveniet autem dies Domini ut fur

2P 3:10

2006/09/08(Fri): 乙武炎上

文仁親王(秋篠宮)妃出産に寄せた乙武氏のブログ記事が炎上している。が、どうも、内容をよく理解しないで罵倒している人間が多いように思う。

私が読んだところ、この文章で乙武氏が伝えたい論点は二つである。一点目は、(女系天皇を巡る議論で揉めてきた事を踏まえた上で)「やれやれ、やっと面倒な問題が解決したよ。めでたいめでたい!」という本音を、さも「ひとつの命が誕生したこと」がめでたいかのように美辞麗句で覆い隠している人間に対する批判。

二点目は最後の一行そのまま。男児が生まれた事で(一点目で批判されている人々が厄介と感じていた)女系天皇議論が先送りにされてしまった事。結局、二点目とも同じ一部の人々を批判している。

言い換えると、氏も親王妃出産に関しては「ひとつの命が誕生したこと」を言祝ぎたいと考えているけれども、どうもユダの影がちらついていて素直に喜べないのがアレだよねって事を言いたいのだと思う。

……っていうのは勝手な解釈だが、縦しんばそうであったとしても言葉が足りなかったのは言うまでもないだろう。

よく見たら本人から謝罪記事が投稿されているようなので、上の文章は忘れて下さい。

2006/09/07(Thu): やっぱり

スパーハカーの人はやる事が違うよね。そこに痺れる憧れるゥわけですが。

2006/09/05(Tue): 無神論者のたわごと

今月2日、アル・カーイダのナンバー2と言われる人物がアメリカに大してイスラームへの改宗を勧告する声明を出した件を巡って、例によって巨大掲示板では批判的な意見が多く寄せられていた。9・11以降、いわゆる原理主義の中でも過激な人々の言動が日本でも注目を集めるようになったように思う。ただ私として非常に残念に思うのが、これらに対する日本人の反応である。即ち、これらをしてただちに宗教・一神教を否定するような態度である。

彼らはセム系の人格的唯一神教を偏狭というが、あらゆる宗教的習慣を取り入れる日本人は無節操ではないのか。(どちらも一側面でしかない)

また彼らは、宗教は戦争の原因になるというが、宗教がなくなれば戦争はなくならないのか。そして、本当の原因は宗教なのか。(十字軍は純粋に宗教に根ざした戦争だったのか?近現代、中東はどのような歴史を歩んで来たのか?歴史的に宗教は無制限の略奪に対する抑止力としての役割を果たしてこなかったのか?etc)

また彼らは、信仰の為の戦争を愚かというが、日本人の好きな仇討ちの美談とどれだけの違いがあるというのか。(神を大切と思う文化もあれば、主君を大切と思う文化もある。また、そのどちらも重要視しない文化もある)

彼らの主張は偏狭な唯一神者の主張と何ら変わるところがない。それもまた日本の文化なのかも知れないが、誰かが変わらなければ永遠に、世界は変わらない。