オルタネートルートと迷惑メール

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ICANNが提供する、ルートサーバーとは別に独自にルートサーバを立ち上げる
オルタネートルートDNSサーバというのが存在する。
ICANNのトップレベルドメインの審査が厳しいため、独自で立ち上げたサーバ
である。

通常のドメイン検索では絶対に見つかる事のないレコード
専用のDNSサーバに切り替える事で解決するのである。
これは、ICANN提供のDNSレコードも同時にキャッシュしており
ICANNは対策のために動いているが
迷惑メールを完全に排除するには、オルタネートルートが必要だと
専門家は語る
「いまや、メールは迷惑メールのためにあるといっても過言ではない
 極悪プロトコルSMTP・POP。しかし、オルタネートルートサーバ
  で構成する独自トップレベルドメインにはPOP、SMTPを提供
  しない事で、完全に迷惑メールを退治できるといっても
 過言ではないでしょう」
まず、メールサーバがIPアドレスを探るためDNSサーバにIPアドレスを問い合わせるのだという。その際にオルタネートルートであれば
IPアドレスは確実に分からない上に、メールサーバが存在しなければ
メールは送受信はできない。迷惑メール業者も入る事はできないという
形である。
また、ICANNのオルタネート排除は現存のルートサーバに
検索不可能なNSレコードを設定する事だと言う。
「NSレコードというのはDNSサーバが必ず検索で使う特殊レコードですから
 検索不可能なDNSサーバに権限委任しておけば
 IPアドレスの検索は不可能です。恐らく、購入をあきらめるでしょう」
と語る。
  • 荒らし地検特捜部
  • 2004/03/04 (Thu) 01:37